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2005年12月31日
キエフでのコンサート
今日は、11時からゲネプロ。
ゲネプロ開始のとき、舞台の上で、
オーケストラの方から、マエストロコフマンに、
花束と贈り物が手渡されました。
実は、ちょうど15年前の今日は、
マエストロが始めてこのオーケストラを
指揮した日なんだそうです。
続いて、私にもプレゼントが!
シャンパンとチョコレート!
そして、オーケストラの皆さんで、
ウクライナの曲を演奏してくれました。
ウクライナで何か贈呈するときに
必ず演奏される曲そうです。
日本でも、表彰式に決まって演奏される
あの曲のようなものだそうです。
そして、夜は、コンサート!
プログラムは、
モーツァルト:交響曲第29番
シュニトケ:ピアノ協奏曲
--休憩--
ハイドン:交響曲第45番「告別」
会場は、満席!
シュニトケのピアノ協奏曲は、
マエストロ、コフマンと、
キエフ室内管弦楽団の皆さんと、
温かく聴いてくださったお客様のおかげで、
無事に弾き終えることができました。
どうして、今私がキエフで、
演奏しているのだろうと、
不思議な気持ちでした。
日本からもたくさんの方に応援していただいて、
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
演奏後、お客様は、手拍子で、
何度も舞台に呼び出してくださいました。
本当に幸せな瞬間でした。
後半は、ハイドンの交響曲第45番「告別」です。
私も客席で聴かせていただきました。
この曲は、最終楽章で、
ひとり、またひとり、と奏者が減っていって、
最後に音を弾き終えるのは、
ヴァイオリンの2人だけ、という曲です。
舞台の照明はなし。
唯一、それぞれの譜面台の、
両端に灯された、ろうそくの明かりが、
幻想的な雰囲気をかもし出します。
弾き終えた方は、そっとろうそくを吹き消して、
舞台から去ってゆきます。
第2ヴァイオリンの女性奏者が去るとき、
マエストロ、コフマンに、ヴァイオリンを渡しました。
マエストロは、ヴァイオリニストでもあるのです。
コンサートマスターと、マエストロの2人が、
最後の音を終え、ろうそくを吹き消して、
静かに舞台を去ると、会場は暗闇に包まれました。
そして、じわーっと拍手が沸くと、
後は拍手が鳴り止みません。
素晴らしい演奏だったことはもちろんですが、
マエストロが、キエフの皆さんから愛されているのだなあと、
しみじみ感じました。
スタンディングオーベーションで終わったコンサートは、
2005年の締めくくりにふさわしいように思いました。
演奏会の後は、ホールのカフェで、
パーティーがありました。
オーケストラのメンバーと、
マエストロコフマンと、
集まっていらっしゃる方々と、
ひと時を楽しく過ごしました。
皆さん、とても温かくて、
本当に気持ちのよい数日間を
過ごさせていただきました。
キエフが好きになったのは、
そんな方々のおかげです。
また来られたらいいのにと、
思います。
本当にありがとうございました!
投稿者 izumi : 00:58
2005年12月29日
キエフで2回目のリハーサル
今日は、雨。
キエフ室内管弦楽団と、
2回目のリハーサルでした。
リハーサルは、終始穏やかに進められますが、
マエストロ、コフマンと、オーケストラの
信頼の強さを、感じます。
リハーサル後、マエストロは、
私のカデンツァ(ピアノソロ部分)も、
見てくださって、とても嬉しかったです。
昼食は、ドニエプル川に浮かぶ
船上レストランへ。
ボルシチは、キエフに来て2回目です。
通訳のティモールくんが、
こちらには、家庭の数だけ、ボルシチがあると
教えてくれました。
昼食後、再び、ホールへ。
舞台では、今夜開かれる、
オルガンのコンサートのリハーサルが行われていたため、
私は、マエストロの楽屋をお借りして、
ピアノの練習をさせていただきました。
夜は、マエストロから、コンサートのお誘いを受けて、
キエフ国立チャイコフスキーアカデミーの、
学生さんのコンサートに行ってきました。
マエストロコフマンの指揮する、そのオーケストラは、
1年生から3年生まででしたが、
素晴らしかった!!!
ウクライナの音楽家の層の厚さを、
目の当たりにしました。
明日は、いよいよ、コンサートです!
シュニトケ、楽しみ!
投稿者 izumi : 22:57
2005年12月28日
キエフでオーケストラと合わせ
今日は、9時半から11時まで
ホールでピアノ練習。
11時から12時まではオーケストラと合わせでした。
マエストロ、コフマンに再会できて、
本当に嬉しくてほっとしました。
キエフ室内管弦楽団は、
みんな立って演奏します
(もちろんチェロは座っているけど)。
全員がソリストの気持ちで演奏するため、と
マエストロが話してくれました。
オーケストラはとても素晴らしかったです。
私が今回弾かせていただく、
シュニトケのピアノ協奏曲は、
クライネフというピアニストのために書かれ、
コフマンさんは、そのクライネフと
この曲のウクライナ初演をしたそうです。
スコアの表紙には、
シュニトケからの手書きのメッセージが書いてありました。
「ローマンへ、これからなされる演奏へ心をこめて、シュニトケ」
というようなメッセージらしいです。
日本では、Sikorskiという出版社の
ミニチュアスコアしか手に入らなかったので、
マエストロがお持ちの、
ロシアの出版社の楽譜を、
コピーしていただくことにしました。
シュニトケのピアノ協奏曲は、
譜読みを始めたころは、
「マエストロはとてもいい曲だといっていたけれど、???」
の曲でしたが、弾いていくうちに、
構成がわかり、音に慣れ、
この曲の約30分という演奏時間を体験することで、
特別な世界をかもし出すことに気づき始めました。
今日オーケストラと演奏してみて、
ますます、いい曲!と思えるようになりました。
マエストロも、
スタイルは古典的で、
それを語る言語が新しいんだよ、
とおっしゃっていました。
通訳のティムールくんから、
「Izumi Goto」のロシア文字表記を教えてもらったので、
ホール前に貼られたポスターの、
自分の名前が読めました!!
「後藤泉の楽しいクラシック」に
写真を載せますので、
見てくださいね。
投稿者 izumi : 17:52
2005年12月27日
いよいよキエフに
キエフに到着。
迎えたのは、雪!
ターミナルまでバスだったので、
飛行機から降り立つと、雪の中。
皆さん慣れていて、
帽子をかぶったり、
スカーフを頭に巻いたり。
見ているだけで、
「ああ、キエフに来たんだ!」と
嬉しくなりました。
空港には、
オーケストラのマネージメントをなさっている
ヘルナンデスさんと、
日本語通訳のティムールさん、
カメラマンの方が、
迎えに来てくれて、
ホテルへ向かいました。
雪は、朝から降っているそうで、
足の便が悪いので、
ピアノの練習に行きたかったけれども、
今日はあきらめることに。
夕食に、ボルシチと、
餃子のような形で、中にマッシュポテトが入っているもの
(名前を忘れました・・)をいただきました。
おいしかったです!
投稿者 izumi : 22:14
2005年12月26日
ロンドン経由キエフ行き
ロンドンに到着。
今回は、英国航空を利用するため
ロンドンにて乗り継ぎ。1泊します。
結構暖かくて、8℃位と言っていました。
飛行機の中でも寝たけれども、
出発前日が徹夜をしたため、まだ眠い。。。
食事をして、もう寝ます。
二階建てバスが廃止されると聞いていたけど、
まだ走っていました。
明日は8時5分の飛行機で、キエフへ!
投稿者 izumi : 21:40
クリスマスイブの山中湖テラスサロンコンサート
2005年のクリスマスイブは、
山中湖テラスで、
コンサートでした。
10月の日経新聞の広告を見て、
申し込んでくださった方が、
ずいぶんたくさんいらして、
初めてお会いする方、
そして、何度も来てくださっている方、
ちょうど半々くらいだったでしょうか。
ありがとうございました。
国内今年最後のコンサートで、
チャイコフスキーの四季よりクリスマス週間、
シューベルトほかのアヴェ・マリア、
ベートーヴェン:「第九」第4楽章抜粋
など、クリスマスらしい曲を集めました。
山中湖は、もう昼間でも、
マイナス1度でした。
富士山がきれいだったなあ。
明日から、キエフに行きます。
30日に、ローマン・コフマン指揮
キエフ室内管弦楽団と、
シュニトケのピアノ協奏曲を、
弾かせていただきます。
パソコンは持っていくので、
向こうから、いろいろお伝えできればと思っています。
「後藤泉の楽しいクラシック」
http://www.blog.zaq.ne.jp/gotoizumi/のほうと、
内容がだぶるかもしれませんが、
読んでいただければ嬉しいです!
投稿者 izumi : 00:06
2005年12月20日
ボンボヤージュコンサート
今日は、トヨフジ海運様主催の、
ボンボヤージュコンサートでした。
毎年この時期にコンサートをされて、
もう8回目になるそうです。
今回は、トリプルコンチェルトを
弾かせていただく機会をいただいて、
本当にありがとうございました。
昨日の練習、今日のリハーサル、
そして、今日のコンサートと、
ぐんぐんと曲がまとまっていき、
小林先生率いる名フィルの方々と、
一緒に曲を作り上げることができたかなと、
思っています。
後半のコバケンワールド!では、
小林先生がベートーヴェンのお話をなさったのですが、
昨日突然、手伝ってとお声を掛けていただき、
ベートーヴェンの「運命」を弾いた、メンデルスゾーンの役で、
「運命」の出だしをピアノで弾かせていただきました。
小林先生、名古屋フィルハーモニーの方々、
和樹さん、ヘルテルさん、
皆さん素晴らしかったです。
ご一緒させていただいて、
本当にありがとうございました。
投稿者 izumi : 23:26
2005年12月19日
トリプルコンチェルト
明日、20日は、
小林研一郎先生指揮の名古屋フィルハーモニーと、
トリプルコンチェルトを、弾かせていただきます。
トヨフジ海運様主催の、ボンボヤージュコンサートという
ご招待のコンサートです。
ヴァイオリンは、ヴィルフリード・和樹・ヘーデンボルクさん、
チェロは、ヴォルフガング・ヘルテルさん、
お二人とも、ウィーンフィルの方です。
7月にベートーヴェンオーケストラで、
弾かせていただいた曲なので、
とても楽しみです。
今日は、オーケストラとの練習でした。
名フィルの練習場のお部屋で、
3人だけの練習を始めたら、
オーケストラとの練習が
時間を繰り上げて始まるというので、
あわてて移動しました。
今回は、ピアノの蓋をとらずに、
私の座っている後ろに、
チェロ、ヴァイオリンが並び、
指揮者はピアノの後ろ、という配置。
私からは、首を後ろに回さないかぎり、
他のソリストが視界に入らないので、
ちょっと心配ですが、
ピアノとしては、蓋があるおかげで、
安心して弾けそうです。
小林先生、名フィルの皆さん、
和樹さん、ヘルテルさん、
よろしくお願いいたします。
投稿者 izumi : 23:12
2005年12月17日
第40回 山中湖テラスサロンコンサート
12月17日は、山中湖テラスの
第九のコンサートでした。
いつも同じ事を書くようですが、
ここには、何ともいえない暖かい雰囲気が漂って、
いつも居心地よく、弾かせていただいています。
第九は、本当にすごい曲です。
まだまだ手の届かない世界でもありますが、
この曲を弾いて受ける感動によって、
このベートーヴェン交響曲シリーズに、
挑戦してよかったなあと、思います。
また来年も、この時期に、
弾くつもりです。
投稿者 izumi : 22:38
2005年12月15日
クリスマスパーティー
今日は、浜松町にある、
インターコンチネンタルホテル東京ベイで、
クリスマスパーティーをさせていただきました。
お忙しい中、たくさんの方にいらしていただき、
本当にありがとうございました。
今年1年の感謝の気持ちをこめて、
演奏させていただきました。
ありがとうございました。
お食事をしながら、
たくさんの方とお話をしていると、
あっという間に時間が経ってしまいます。
改めて、本当にたくさんの方に
お世話になって、
支えていただいているのだなあと
思います。
ゲストで歌っていただいたオクサーナさんは、
ウクライナ出身のソプラノで、
音楽はもちろんですが、お人柄も、
すごく素敵な素晴らしい方です。
30日に、キエフで弾かせていただくので、
キエフの状況を色々教えてもらいました。
セーター2枚、帽子、ブーツ、くつした2枚!!
必要とのこと。
靴下2枚履いても入るブーツって・・!?
寒いんだろうなあ。
投稿者 izumi : 23:47
2005年12月08日
ヒンクさん 名古屋
12月7日は、ヒンクさんと名古屋ABCサロンで、
弾かせていただきました。
この場所は、朝日新聞の最上階にあるサロンで、
眺めも雰囲気もとても素敵な会場です。
何度か、演奏させていただいています。
今日は、ベートーヴェンのスプリングソナタと、
モーツァルトのヴァイオリンと管弦楽のアダージョ、ロンド、
を演奏させていただきました。
何度も演奏させていただいているおかげで、
サロンの会員の方など、いつも来てくださる方々の、
お顔を見つけると、ほっとした気持ちになります。
お食事つきなので、
その席で、たくさんの方とお話させていただき、
とても楽しい一時を過ごしました。
ありがとうございました!
これで、今年のコンサートツアーは、
終了です。
無事終えられたことに感謝します。
残るは、5つのコンサートのみです。
投稿者 izumi : 00:51
2005年12月07日
ヒンクさん 横浜
12月6日は、横浜みなとみらい小ホールで、
ヒンクさんと弾かせていただきました。
今日も、たくさんの方が聴きにいらしてくださいました。
ありがとうございました。
すべてベートーヴェンというプログラムでの、
集中力、の持続は、
とても勉強になります。
また、いつもそうですが、
同じプログラムを連日弾かせていただけるというのは、
私にとっては、とてもためになります。
明日があるさ、という諦めではなくて、
昨日より、さらに何かをよく出来るチャンスを、
与えられることに感謝したいと思います。
今日、休憩前、8番のソナタの、
第1楽章と第2楽章の間で、
遅れていらした方の足音が聞こえてきました。
その足音を、ヒンクさんも私も、聞いていて、
座られるのを待って、
同時に、楽器を構え、
第2楽章を弾き始めました。
同時に、同じ物音に耳を澄ます。
きっと会場のお客様も、
そうだったのではと思うと、
音楽ではなくても、
好きな瞬間だなあと、思います。
明日は、名古屋で最終公演です。
投稿者 izumi : 01:02
2005年12月05日
ヒンクさん 東京
今日は、ヒンクさんと、
東京の第一生命ホールで
弾かせていただきました。
今回はオールベートーヴェンの
プログラムでした。
ベートーヴェン先生は、偉大です。
何度弾いても、本当に素晴らしい!
私はまだ足を踏み入れたばかり、
といっていいようなの若輩者で、
この世界からのメッセージを
すべては感受しつくしていないように思いますが、
でも、このような曲に触れられて、
歩んでいけることを、本当に幸せに思います。
いらしてくださったたくさんのお客様、
今日もありがとうございました!
投稿者 izumi : 23:50